こんにちは
ひろゴン整骨院 天理インター院の神田です
最近集中豪雨が降ったり、台風が来たりと何かと天気が優れない日が続いていますね。
『天気が崩れると頭痛がする』
『雨が降ると体が重だるくて、動きたくない』
なんてことないですか??
特に女性の方は気圧の変化に敏感な人が多いと言われています。
そんな方の為に、雨の日の頭痛のメカニズムと対策をお教えします
まず、雨の日の頭痛多いのは偏頭痛の場合が多く、偏頭痛の詳しい事はコチラをご覧ください↓
http://ortho-g.co.jp/hirogon/tenri/2017/09/20/緊張性頭痛と偏頭痛/
では、なぜ気圧の変化が頭痛に関与するのでしょうか??
理由はおおきく分けて4つあります。
血管が拡がるから
気圧は「大気圧」と呼ばれ、普段から私たちの身体に圧をかけています。
それによって血管も抑えられているのですが、気圧が下がることで抑える力が弱くなり血管が拡がります。
そうなることで脳の血管が神経を圧迫・刺激して頭痛を引き起こします。
また、全身の血管が拡がるので、むくみやだるさにもつながります。
血液循環が悪くなるから
血管の太さはホルモンや自律神経もありますが、気圧と血圧のバランスで保たれている部分があります。
その為、気圧が下がると血圧も下がります。
元々血圧が低めの人は、更に血圧が下がり、結果血液循環が悪くなります。
循環が悪くなると筋肉が栄養不足になり硬くなってしまいます。
硬くなると更に循環不良が起きるという悪循環がおき、頭痛がおきます。
血液循環が悪くなり、酸素が不足するのであくびが出やすくなります。
副交感神経が優位になるから
要は自律神経の乱れです。
交感神経と副交感神経は常にどちらかが優位になることでバランスを保っています。
しかし、「血管が拡がる」現象がおこるには、交感神経が鎮まる必要があります。
相対的に副交感神経が優位になり、無意識に身体が休む体制に入ります。
そうすると「頭が働かない」「眠たい」等の症状と共に頭痛がおこります。
酸素が減るから
気圧がさがると酸素濃度が下がります。
厳密には空気全体が薄くなります。
高い山に登るとよく「高山病」になるというのを聞きますよね。
これは標高が高い所に行くにつれて気圧が下がり空気が薄くなるからとされています。
100m登るごとに約10hPa下がると言われていますが、
高気圧と低気圧の差が50hPaある場合があります。なので低気圧の日は、標高500mの所にいると思ってもらっても良いでしょう
ちなみに台風だと差が100hPa開くこともあるそうです。
脳は酸素を多く必要とする為、酸素が少なくなると脳が正常に働かずめまいや耳鳴りと共に頭痛がおきます。
このように実は気圧って身体にとても重要な存在だったんです
低気圧に負けないためには自律神経を整えることで改善出来るので、
お困りの方は一度当院までご連絡下さい
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