「病は、こころ8割・からだ2割」シリーズ4
私の10数年におよぶ臨床の体感ですが、病や症状はカラダのバランス、姿勢の歪みも大事ですがもっと大事なのが「こころ」だと考えています。「こころ」の使い方で治る・治らないは決まります。
東洋医学では、病態の原因を感情の種類によって分別します。
「怒・喜・思・憂・非・驚・恐」です。それぞれ感情を表しているのですが、字を見ただけでなんとなくわかりますよね。
今日は「思・憂」について。これは思い憂うということ。分かりやすくいうと、クヨクヨする・グダグダと考え込んでしまう、愚痴や不平不満ばかりいう状態です。
物事を精神的に消化できていないので、消化器(胃や腸など)を患いやすくなります。
これは自信のなさや知識が足りていないことから起こります。
どうでもいいことをあぁでもないこうでもないといって考えこんでしまう。どうせダメなんじゃないか、あの人はいいようにいってるが騙してるんではないかとか。
この解決策は、「ありのままの自分をさらけ出すことにあります」
かっこつけようとするから、本来の自分とのギャップに悩んだり、人を疑ったりするんです。
夜考え込んで寝れない人や、胃が弱い人は一度一緒に考えてみませんか?