心のあり方③

「病は、こころ8割・からだ2割」シリーズ3

私の10数年におよぶ臨床の体感ですが、病や症状はカラダのバランス・姿勢の歪みも大事ですがもっと大事なのが「こころ」だと考えています。「こころ」の使い方で治る・治らないは決まります。

東洋医学では、病態の原因を感情の種類によって分別します。

「怒・喜・思・憂・非・驚・恐」です。それぞれ感情を表しているのですが、字を見ただけでなんとなくわかりますよね。

今日はそのうち「喜」について。

「喜」は喜ぶ。一見するといいことがなぜ症状に影響するのか?と思ってしまいますが、この場合の「喜」とはもう少し違った意味で解釈します。

この場合の「喜」とは、『人が喜ばざるものを以て、喜ぶ』ということです。

『高笑いしている、あざ笑っている』ざまあみろというように喜ぶことです。他人が幸せになるのを素直に喜べないということ。一言でいうと嫉妬ということですね。

「喜」がもたらす病態・・・動悸・息切れ・左肩甲骨あたりのこり、痛み・口渇・便秘や下痢などの症状が表れるとされています。もちろん、この解釈・定義の限りではありません。あくまで東洋医学的な病態です。

ひょっとしたらこのような状態が生まれてしまうのは、自己肯定感が低くなっている可能性があります。

割と多くの方が、「自分なんて・・・」と言ってしまいます。謙遜ならばいいのですが繰り返し言っていると自己否定な思考になってしまいます。

ひょっとしたら過去の苦い経験がそれを引き起こしているのかもしれませんね。あなたは今のあなたのままで充分素晴らしいです。

整体はがくれでは通常見落としがちな、あなたの内面まであなたとのお話しやお体を診ながら一緒に考えていける整体・整骨院です。