こんにちは!
ひろゴン天理インター院の神田です
前回のブログでも記した通り、今の時期はすごく乾燥しやすくなっています。
前回のブログ↓
その中でも今回は肌のトラブルについて紹介します!!
カサカサ、かゆみ、赤み…
この季節に多く見られる肌のトラブルは、
秋特有の邪気「燥邪」が主な原因と東洋医学では考えます。
燥邪にも2種類あり、「内燥」と「外燥」があります。
外燥は外気の乾燥によるもので、
内燥は体内の潤いの不足によるものです。
片方だけでも充分身体を侵食するのですが、二つとも合わさることも珍しくなく、今の時期は特に両方とも影響を受けている方が多いです。
燥は「肺」傷つけやすく、その肺は、皮膚と密接な関係にあります。
その為、乾燥すると肌のトラブルが増えるわけです。
またトラブルの種類にもいくつかあり、それによってもアプローチの仕方が少し変わります。
カサカサタイプ
空気の乾燥や体内の水分不足が原因でカサカサ肌に。夏の日焼けの影響が残っていることもあります。
このタイプの人は、
大根、蓮根、ほうれん草、りんご、百合根、蜂蜜
を摂るようにしましょう!
赤みタイプ
乾燥でかゆみが生じると、無意識に掻いてしまうことで皮膚を刺激し、炎症を起こしてしまいます。
このタイプの人は
ゴボウ、レタス、西瓜、苦瓜、豆腐、緑茶
を摂りましょう!
かゆみタイプ
体内の水分や、栄養を運ぶ血(けつ)が不足すると、皮膚に潤いや栄養を貯えることができずかゆみが現れます。
このタイプの人は
ハッカ、三つ葉、しそ、葛湯、桑の葉
を摂りましょう!
ジュクジュクタイプ
乾燥の主症状ではありませんが、身体に「湿(余分な水分や汚れ)」が溜まっていると、表面は乾燥していても炎症などを起こすことがあります。
このタイプの人は
ハト麦、どくだみ、冬瓜、小豆、もやし
を摂りましょう!
肌トラブルだけでなく、
口や鼻の乾燥
咽の乾燥感や痛み
空咳
尿の量が少ない
便秘気味
などの症状が見られたら、燥邪にやられている可能性が高いので、注意してくださいね!