今年も春がやってきましたね

こんにちは!晴れ

ひろゴン整骨院 天理インター院の神田ですわーい (嬉しい顔)

春になり環境の違う新生活を送っている方は多数おられるのではないでしょうか?桜

そんな新生活をお過ごしの皆さんの応援する想いをこめて、今回は東洋医学の観点から見た春を元気に過ごすための情報をお届けしようと思いますexclamation

自然界で見てみると春は寒さの厳しい冬も過ぎて暖かな陽気につつまれ、植物は青々とし、動物も活発になりだします。この現象は人の体の中でも同じで、新陳代謝が上がり、冬に溜まった老廃物を発散したり、気持ちがウキウキしたりしまするんるん (音符)

これは東洋医学でみてみると、春と「肝」は密接な関係であると記されています。そして東洋医学の「肝」の機能は、西洋医学で言われている肝臓の働きだけでなく、自律神経系や新陳代謝の機能をしており、全身の「気」の流れをコントロールし、精神の安定や内臓の働きをスムーズに保ったりする役割をしています。また、「肝」は血を貯蔵し、必要に応じて供給するという血の調節機能もあります。ストレスが溜まると「肝」の機能が低下し食欲やお腹の調子が優れなかったり、イライラしたりします。季節の変わり目で生活環境が変わることも多い春は、ストレスや不安を感じやすい時期なので、ストレスをうまく発散したり、食べ物で「肝」を養い心身ともに元気で笑顔あふれる日々を過ごしましょうグッド (上向き矢印)

ストレス発散の方法は、カラオケや運動など人それぞれ自分に合ったものをしていただくとして、ここでは「肝」を養う食材を東洋医学的な考えで紹介させて頂こうと思いますおにぎり

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・情緒の不安定と食欲不振げっそり (顔)…ねぎ、たけのこ、そば、ジャスミン茶

ストレスが溜まると「肝」の機能が低下し「気」の流れが滞ります。「気」の流れが滞ると、情緒の不安定、脾胃(消化器系)の不調、血行不良、婦人科の諸症状など、さまざまな不調が現れるようになります。趣味などで日頃からストレスを上手に発散して、肝を健やかに整えるよう心がけましょう。

・しびれやけいれん雷…あさり・しじみ等の貝類、グリーンピース

「肝」は「筋」を支配していると言われています。「筋」は筋肉と腱、靭帯など、関節をサポートする器官のこと。「肝」は血液循環によって、筋に栄養を送り、関節の運動を助けています。血流の調節機能が低下すると、筋に十分な栄養を送ることができず、しびれやけいれん、足腰が動かしにくい、といった症状が起こることがあります。
また、肝の状態は爪に現れるため、爪が薄くなったり、ツヤが悪くなったりすることがあります。

・めまいや月経不順台風…レバー、ぶどう、ごま、ひじき

「肝」は血の貯蔵・調節機能があり「造血」と呼ばれています。この機能が低下すると、全身の血液量が調節できなくなり、貧血のような症状が出てきます。このタイプの人はまず「血」を補い、めぐりを良くすることで肝の機能を高めます。

・ドライアイや目のかすみ目…うなぎ、人参、レバー、クコの実

「肝は目につながる」といわれ、肝と深いつながりがあると考えます。肝の血が充分あれば、必要な栄養が、目も良く見えるというわけです。過労やストレスなどで肝の働きが低下したり、肝の血が不足すると、眼精疲労や目のかすみ、ドライアイなどの症状が現れることもあります。

季節の変わり目や生活環境の変化により、ちょっとしたストレスで精神が不安定になることも。適度に息抜きをし、上記の食材を取り入れ、心身ともに健康な日々を過ごしましょうdouble exclamation